不倫慰謝料 [事例4]

配偶者から不貞の念書を取り付けて不貞相手と交渉⇒60万円獲得

40代女性
立場慰謝料請求額
慰謝料を請求する側 60万円

背景

Aさんの夫は会社の社長であり、立場上、交際範囲が広く、融通の利くお金もあったことから、Aさんに隠れて不貞行為を重ねていました。
そのことを知ったAさんは、夫と離婚するつもりはなく、今後の夫の浮気を防止するためにも、きちんとけじめをつけさせたいと考えました。そして、不貞相手に慰謝料を請求するため、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

対応

ご相談にいらした際、Aさんの手元には①Aさんの夫が不貞相手の下着姿をスマホで撮影した動画、②Aさんの夫と不貞相手の旅行中のツーショット写真、③肉体関係を強く推認させるメールの履歴などがありました。
ですが、より証拠を強化するため、Aさんに、夫から不貞行為を認める内容の念書を取り付けることをアドバイスしたところ、すでに不貞行為を認めていたAさんの夫は、念書を作成することを受け入れました。そして、それらの証拠をもとに、不貞相手に対し200万円の慰謝料の支払いを請求する内容証明郵便を送付しました。
そうしたところ、不貞相手も弁護士に依頼し、「50万円を毎月2万円ずつの分割払いであれば可能」と回答してきました。回答内容をAさんに伝えたところ、Aさんとしては、「できたらもう少し増額してほしい」とのことでした。そこで、相手方代理人に対し、60万円での検討を打診しました。

結果

交渉の結果、相手方は60万円を支払うことを受け入れ、最終的に、①頭金20万円の支払い、②残り40万円は2万円ずつの20回払い、③不貞相手からAさんの夫への求償権を放棄、④不貞相手がAさんの夫に接触することの禁止、⑤本件について相互に口外禁止、という内容で合意することができ、解決に至りました。

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